ライブトレースとは、
写真やスキャンした線画からパスを作成する機能です。
スキャンしたイラストをそのまま線として表せるので、イ
ラスト作成などに役立てることができます。
1.画像を用意する
まず、イラストの元となる線画を作成します。紙にボールペンでさらっと描けば大丈夫です。
スマホで写真を撮って、なんでもいいのでスキャンアプリに取り込みます。
アップルストアで「スキャン」などで検索すれば出てくると思います。
そして取り込んだら画像にします。
キレイな線画の画像ができます。
2.画像をトレースする
用意した画像を配置か埋め込みで設定します。
トレースする画像を選択して、コントロールパネルの「画像トレース」ボタンをクリックします。
さらに「拡張」ボタンをクリックすると、パスに変換されます。
3.コントロールパネルでの設定
トレース結果で表示される画像は、一時的に表示される作業用の画像です。
トレース結果の画像の加工などの設定は、コントロールパネル上で行います。
4.コントロールパネルのそれぞれの機能の説明
①プリセット:元画像からトレースの品質を選択できます
②表示:トレース結果が選択できます
③カラーモード:トレース結果のカラーを選択
④しきい値:白と黒の判定する境界値で、大きくすると線の薄い部分がトレースされる範囲が広くなります
⑤詳細:その他表示の詳細が設定できます
ライブトレース機能を使用すれば、写真も簡単にトレース・パス変換することができます。
また、加工した画像からライブペイントで色を塗れば、簡単にイラストを作成することも可能です。